英語独特の時制を制す

英語に苦手意識を持っている殆どの人が、「時制」が苦手だと思います。
日本語と英語では、基本的に「時」のとらえ方が全く違います。

日本語は時間の感覚があいまいな言語ですが、
英語は、現在形、現在進行形、現在完了形、過去形、過去完了形、未来形
というように何時の話かハッキリとさせることが必要です。

また、英語の時制には、単なる時間を示すだけでなく、
気持ちなどの色々な含みがある場合があるので、良く確認しましょう。


現在形は、その時という「点」で表すイメージではなく、
習慣的行動や普遍的なこと、それから状態を表す「線」のイメージがあります。

例えば、
I watch the news on TV every morning.
(私は毎朝、テレビでニュースを見る習慣がある)
What do you do? (仕事は何をしていますか?)
I love it. (私はそれが好きだ)


現在形は、淡々と事実を述べているのに対して
現在進行形は、いま現在の状態、臨場感がありますね。

例えば、
I'm watching the news on TV now. (テレビでニュースを見ているところです)
What are you doing now? (いま、何してるの?)
I'm loving it. (私は今の時点でそれが好き!)


英語(ネイティブ)には、時間を幅で捉える感覚があって、
それを表すのが完了形です。

現在完了形も現在形と比較すると分かり易い。

例えば、
I know him. (私は彼を知っています)
I have a question. (ひとつ質問があります)

現在進行形では、
I have known him for two years. (私は2年前からずっと彼を知っています。)
I've got a question.
(お話を聞いていて、ずっと疑問に感じていたことがひとつあります)

また、現在完了形には気持ちを込めることが可能です。
時制の使い方によって感情の強弱を表すことが出来ます。

例えば、
I've been helped. (もう、他の人に頼んだので結構です)


次に、過去形と過去完了形です。難しく考えることはありません。

過去のことは過去形で
それよりも前のことは過去完了形を用いればよいだけです。

例えば、過去形では
I watched the baseball game on TV yesterday.
(私は昨日、テレビで野球の試合を見た)
I studied English this morning. (今朝、英語の勉強をした)


過去完了形では、
The baseball game had finished before I turned on the TV.
(私がテレビを付けたときには、野球の試合は終わっていた)
I had finished my homework before I had breakfast.
(朝ご飯を食べる前に宿題を終わらせた)


最後に未来形について考えましょう。
「これから...しよう」と思ったときに使うのが、willで、
「既に決まっている」ことを表現するのが、be going to なのです。

例えば、
I will probably watch the baseball game on TV tonight.
(おそらく今夜、野球中継を見るつもりだ)
I am going to watch the baseball game on TV tonight.
(今夜、野球中継を見るよ)